三毛猫如月の玉手箱

お気に入りの海外ドラマ(アメドラ中心)のあらすじ&感想を書いています。ネタバレは主にCS放送済分のみ。おまけで時おり猫話も・・。

ザ・レジェンド・オブ・パイレーツ(クロスボーンズ)全9話

クロスボーンズ5
原題は「CROSSBONES」で2014年の作品。かつてスターチャンネルで「クロスボーンズ」として放送された作品がそのままお下がりでスパドラにやってきて、なぜか「ザ・レジェンド・オブ・パイレーツ」とタイトルを変えて7月初めに一挙放送されました。(このタイトルでググるとなんだか違う怪しげな映画ばっかりヒットするんですけど・・・・(笑))
折しも、「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」が劇場公開中で、さてはパイレーツ人気に乗じて打ち切り作品を押し込んできたな~~~と意地の悪いことを思いつつ、でも全9話だし海賊ものは好きだし、ざっと見てみようか、と見始めたこのドラマ。
意外にも、結構面白くて一気に見てしまいました。
詳しいあらすじなしで感想のみちょこっと。

主人公はジョン・マルコヴィッチ演じるエドワード・ティーチ(通称黒ひげ)とイギリス海軍の軍医にして凄腕の諜報員(暗殺者)のトム・ロウの二人。
かつて黒ひげとして恐れられた伝説の大海賊エドワード・ティーチは死んだと思われていたが実は生存していて、とある島で国にも王にも仕えない自由の島を築き、提督として統治していた。黒ひげを執念深く追い続けるイギリス海軍提督ウィリアム・ジャガーからの密命を帯びて、そのティーチの元に潜入したのがトム・ロウ。
彼は黒ひげの島で医者として働きながら、黒ひげティーチの命を狙うのだが・・・・。

島で暮らすうちに、粗野だけれども自由闊達な空気に惹かれ、島で出会った人妻ケイト・バルフォーに恋し、ティーチの人間性にあらがえなくなり、彼の目指す理想郷に共感を覚える・・・。島を取るか、イギリス海軍と見たこともない国王への忠誠を取るのか、人民から富を、命を奪っているのは海賊なのか、それとも国王や貴族といった特権階級なのか・・・本当に守るべきものとは何なのか。
トムの選択は・・・まあ予想はつきますが、彼がそう傾いていく心情はとてもよく描けてましたし、単にティーチに心酔する、といった安っぽい描写でもなく、最後までトムはトムなりに島と祖国と双方に筋を通そうとする姿勢が感じられたのも、最後の最後まで駆け引きの緊張感を保ち続けることになって良かったです。
この二人だけでなく、それぞれに生き残りや妄執といったドラマを抱えていたその他の登場人物たちもなかなかインパクト大で。目が離せなかった
クロスボーンズ3

クロスボーンズ1
(特にティーチの悪夢の源、アントワネットは怖かったですね~~~💦)
パイレーツ・オブ・カリビアンほどご家族向け娯楽ものではなく、でも、hulu配信のブラックセイルズほど大人向けの生々しい描写でもない、全体的には割と真面目な造りの印象です。

このドラマは全9話で打ち切り。
打ち切りになったのにはそれなりに理由があるんだとは思いますが、わたし的にも思い当たる部分はいくつかありました。
一つには、海賊黒ひげの話でありながら、ほとんど(80%くらい)が海の上の話ではなく島の上での話。華々しい海戦や海賊行為のシーン、財宝ザクザク、なんてほぼ見当たりません。海賊の島、とでもタイトルにしておいた方が無難だったのかも・・・。そこが期待外れ、という人が多いかな??
もう一つは、かなり個人的見解になりますが、トム・ロウの配役。
クロスボーンズ2
演じたリチャード・コイルなる俳優の演技力の確かさは素人の私にもわかります・・・でも、あまりに色気がなさすぎ!マルコヴィッチの黒ひげティーチはかなり枯れた印象とは言え、重い存在感と善なのか悪なのかにわかには判別のつかない不思議な魅力を湛えているのですが。トム・ロウは雑踏に混じると埋もれてしまうような外見の平凡さ。医者兼スパイとしてはこれが正しい姿ですが、そこはドラマですからもうちょい華のある、目を引き寄せる何かがあった方が良かったんじゃないかなあ・・・と。もちろん、変にピカピカした若いイケメンをあてろ、と言ってる訳じゃないんですが💦
女子から見てかっこよい、渋いと感じる要素があまりにない(笑)強いのに、賢いのに。そう見えない。
ジェームスと逆だったら良かったかな・・

とはいえ。
全9話という短さが非常に功を 奏しているとも感じました。打ち切りでも、一つの作品としてストーリーも無駄なく見事に完結していてこれで十分満足。お約束のように最終話の最後にあわよくばシーズン2を思わせる1シーンがありましたが、あれは完全に必要なかった・・・と思えるくらいのオチがちゃんとついてます。ちょっと長めの前後編映画を見たくらいの感覚で、飽きることなく集中して見られます。
そんなわけで。こういった世界観がお嫌いでなければ見ても損はない、何と言っても9話ですからそんなに時間もとらない、ということで、ご興味あればいつか再放送でどうぞ♪


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 [ 2017/07/21 22:56 ]  海外ドラマその他 | TB(-) | コメント(0)
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三毛猫如月

Author:三毛猫如月
仕事と家事の合間の貴重な息抜きは、チョコとコーヒーと海外ドラマ(アメドラ中心)。
海外ドラマ歴は?0年になる如月の、のんびり視聴日記です。不定期で、愛猫にまつわる猫話ものせてます。

最近はエピソードガイド中心、内容は予告なくネタバレしておりますので、ご注意!

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