三毛猫如月の玉手箱

お気に入りの海外ドラマ(アメドラ中心)のあらすじ&感想を書いています。ネタバレは主にCS放送済分のみ。おまけで時おり猫話も・・。

LUCIFER ルシファー/シーズン1第13話「地獄の扉」(シーズン最終話)

黄泉がえりのマルコムがルシファーに捧げた残虐行為の数々を、全部”悪魔の仕業”と騒ぎ立てられ犯人のように見られ、神父殺害の容疑までかけられてしまったルシファー。クロエにまで銃を向けられて、もううんざり、完全になにもかもイヤになってしまって逆切れ。クロエに疑われたってことがだめ押しになってしまった。
ルシファー1-13-1
クロエがいるから不死身ではないと承知しながら、銃を向ける警官隊を挑発しまくって自分を撃たせる自殺行為に出る。新人警官が煽られるままに至近距離から発砲してしまい、驚愕するクロエの目の前から一陣の風と共に一瞬でルシファーの姿が掻き消える。なにが起きたのか説明できない事態に全員が呆然。クロエも虚脱しながら付近の捜索を命じるところを見ると・・・いつものルシファーの説明できないマジックと思ったかな??
ルシファーが消え去った現場ではマルコムが証拠物品として押収されたメイズの”地獄のダガー”を持ち去る。
クロエはこんなのルシファーらしくない、と無罪を主張し、やはり証拠として回収された銃を見たダンもこれはマルコムのやり口だと確信してルシファーの無罪を信じる。(この銃はダンが証拠保管室から盗んだものだったからですね)

ルシファーは本当に死んで地獄へ戻ってやる!くらいのやけっぱちな気持ちだったようですが、助けたのはアメナディエル。メイズやマルコムを利用してルシファーを殺してもらってまで地獄へ戻そうとしていた張本人。無関係の死者が出るに至り、やっと自分の暴走に気づいたというわけだった。マルコムを蘇らせたのは間違いだった、間違いを正し彼を地獄に送り返すために力を貸してくれ。
弟にそう頼られてやっと超斜めだったルシファーのご機嫌も少し治り、ここに天使(弟)と魔王(兄)の同盟が結ばれることになる。(うーん、たった一人のねずみ男マルコムを成敗するにしては豪華すぎる同盟💦)
でもまあ、これまでのことを考えれば目的が一致したからといって早々に仲良くなれるものでもなくて(笑)とりあえずアメナディエルの仮の身分、ドクター・カナンのオフィスで今後の作戦について言い争いをしているところをリンダに目撃されてしまう。
ルシファー1-13-11
するとこの二人、笑えることにリンダのオフィスにうつって、でっかい図体をくっつけて仲良くソファに並んで腰をおろし、何もかもリンダにぶちまけて聞いてもらうのでした。話の真偽はともかく、二人が兄弟でその兄弟喧嘩に利用されたことを知ったリンダもとうとうあきれ果てて、くだらない比喩はいい加減にして!と怒っているのに、天使&悪魔の方は自分勝手に話を進め、リンダの言葉からマルコムの行方を捜す手がかりは逃亡のための偽のIDだ!と手がかりを思いつき、リンダを褒めたたえて二人して機嫌よく出て行ってしまう。
確かにリンダは優秀です。ルシファー、メイズに続きアメナディエルまで手なずけて、実は最強の猛獣というか人外使いかも(笑)リンダが真実を知らないのはすごくもったいないと思うけれど、それがまた面白いんですよねー。

一方で、行方不明のルシファーを警察よりも先に見つけるためにメイズを頼ったクロエ。クロエを嫌うメイズはもちろん協力を拒むけれど・・メイズの謎かけからクロエは、ルシファーはマルコムに罰を与えに行くのかも、と気づく(←ルシファーのこと、よくわかっている(;^ω^))
本当に殺人者になる前に止めなきゃ、とクロエがルシファーのために心底真剣なのを知ったメイズは気を変えて、クロエに同行。こうして刑事と魔物の女子コンビも結成。とりあえずマルコムの家に行って妻に会い、彼女から得た行く先の心当たりは「ビールを飲みに行く」の一言のみ。

他人の葬儀を不謹慎にも茶化して邪魔してルシファーとアメナディエルが会いに行ったのは、5年前にルシファーが地獄から出奔した際に偽IDを買った葬儀屋の男。やはりマルコムもこの男を頼っており、代金の10万ドルを用意するために昔馴染みのトミーを頼ると言っていたという情報を得る。
次はそのトミーの情報を得るために、二人が会いに行ったのは通称ダメダメことダン。署内のオフィスに忍び込み、ルシファーはダンに欲望の告白を迫る。ついでにトミーの心当たりも。トミーは3番通りの醸造所にいる売人とわかると、またしても羽音と共に一瞬で掻き消える。(これ、翼のあるアメナディエルがルシファーを抱きかかえて飛び去っている、と想像すると、なんかもう笑えて笑えて(‘∀‘)ワハハ)
ちなみにダンの本当にしたいことは「過ちを償いたい」だった・・・真面目ないい奴。クロエにパルメット通りの事件の真相もちゃんと打ち明けました。クロエは長年白い目で見られ続けてもダンが沈黙していたことを恨んで怒ってましたが・・・。

醸造所にやってきたルシファーとアメナディエルは売人トミーの手下と大乱闘。
ルシファー1-13-9
アメナディエルの時間をスローにする能力を使えば一瞬で片がつくのに、あえて普通に乱闘。クロエがいないからルシファー不死身状態で、まあルシファー的にはうっぷん晴らしのためでありドラマ的には二人の見せ場のためでもあり。それはもう一方的、殴ろうが撃とうがノーダメージですもん、笑える強さがコミカルで爽快。すっきりしたルシファーは思わず弟の肩に手を置いて「喧嘩で何千年も無駄にしたな!」発言まで飛び出す。ルシファーの堕天がなければ普通に仲の良い兄弟だったかも。その後ぎこちなく手を離し、二人は広い醸造所内を分かれてマルコムを捜索することにする。その頃、メイズとクロエも醸造所に到着していた。
乱闘騒ぎに乗じてトミーから金を奪っていたマルコムはアメナディエルを不意打ちする。その手にはメイズの地獄のダガー。デーモンダイヤで作られたこの武器は天使と悪魔の命を奪える。深手を負ったアメナディエルを心配するルシファーだったが、遅れて到着したメイズが手当てを買って出て、ルシファーは怒りをたぎらせてマルコムを八つ裂きにするために追う。そしてクロエも。
その二人がようやく遭遇して、クロエは一瞬向けた銃をおさめると、初めから無実だと思っている、とルシファーの誤解を解く。とたんに超ご機嫌になるルシファーが・・わかりやすすぎてなんだかもう苦笑(;'∀')いろんなコンビで動いてきたけれど、やっと元に戻った二人。とにかくルシファーが嬉しそう。
でもルシファーはまだ指名手配犯。その無実を証明してくれたのは・・・ダンだった。
ダンはルシファーとクロエの目の前で自首。
ルシファー1-13-2
証拠保管室から盗み出した銃をマルコムに渡したこと、その銃が神父殺害に使われて(ルシファーはマルコムにお仕置きをしようとした時に銃を取り上げているので、指紋がついている)ルシファー・モーニングスターに嫌疑がかけられたことを自白し、無実の証明をしてくれる。ルシファーはそんなダンを見て表情を改め、初めてダメダメ刑事ではなく「エスピノーザ刑事」とあらたまって呼びかけた。

ダンの逮捕を見送ったクロエに1本の電話がかかってくる。
それはマルコムからのもので、彼はなんとトリクシーを人質に(許せん!!)醸造所に置いてきてしまった金をクロエ一人で持ってくるように要求するものだった。もちろんルシファーには内密で。
ルシファー1-13-8
でもルシファーの目は誤魔化せず、こっそりとお金を持って出かけようとするクロエをルシファーはおふざけで呼び止めたが、話の内容とクロエの決死の覚悟の前にいったん引き下がり、クロエを一人で行かせる。(でも追わないとは言ってない)
指定された倉庫でクロエは無事にトリクシーを取り戻して「かくれんぼよ」と言って娘を逃がし、マルコムに車のトランクに入った金を引き渡す。するとマルコムは用済みで丸腰のクロエに銃口を向ける。その二人の間にふっと一枚の、悪魔のイラスト入り紙飛行機が舞い込む。思わず気をとられたマルコムの前からクロエが姿を消し、入れ替わりにルシファーが現れる。ルシファー・・・クロエがいるのに無謀・・・・。
おそらくいつも通りに人心を操れると思ったルシファーはマルコムに近づいて、欲望の告白をさせようとする。望みは何だ?生きることだろう?
それに対するマルコムの答えは、”ほとんどそうだ”
ほとんど?とイレギュラーな答えに眉をひそめたルシファーの胸のど真ん中をマルコムが撃ちぬく。
呻いて倒れ、みるみるうちに広がる血だまりでけいれんするルシファーを見下ろして、マルコムは本当の望みを口にする。お前に死の恐怖を味合わせること、地獄へ送ってやることだ。
すぐにクロエも送ってやる♪という一言にルシファーは反応するがもう動けない。
彼にあとできることは、父である神に祈りすがることだけ。
ルシファー1-13-3
望み通りの息子になる、言う通りにする、どこにでも行く、その代わりひとつだけ、クロエを守ってくれ・・・!!
すると突然ルシファーの前にあるヴィジョンが開ける。懐かしの我が家、とルシファーが呟いているところをみるとそこは地獄・・・?
ルシファー1-13-4
そして鎖がかけられ封印されていたとおぼしき一枚の扉が開けられていることに気づき、「こんなのありえない・・・!」
そこでヴィジョンは終わって、呼吸とともに現実のルシファーはむっくりと身体を起こす。
ルシファー1-13-5
傷は癒え、目が赤く光り不吉な微笑みが浮かぶ。
マルコムがクロエを追い詰めて撃とうとした瞬間、その間に魔王モードのルシファーが割って入り顔面パンチ一発、そして床から自分の銃を拾い上げたクロエが宣言通りルシファーに殺人を犯させる前に自分でマルコムに銃弾を撃ち込んだ。
それでも往生際の悪いマルコムは虫の息でコインがあるさ、と懐を探すが・・・コインはすでにルシファーの手の中にあった(神がマルコムから奪ったか、殴った際にルシファーが掏り取ったか?)
ルシファー1-13-6
ルシファーの手から放たれたコインはマルコムが掴む前に空中で焼失する。ルシファーの目の前でマルコムは絶望と共に息絶える。
クロエはトリクシーを呼び寄せると固くハグ、そしてルシファーの無事にも安堵する(ええええ?もうちょっと驚こうよ突っ込もうよ、思い切り撃たれてたでしょ?!)

ダガーで刺され、メイズが隠し持っていたルシファーの翼の羽の聖なる威力で傷を治してもらったアメナディエルが目覚めると、すべて片付けて戻ってきたルシファーの姿が。ルシファーはアメナディエルに父たる神から啓示を受けたことを告げる。ルシファーがいなくなり、代わりの見張り番役であったアメナディエルが力を失っていたその一瞬に地獄から逃げた者を捕まえよ、と。
なんだそんなこと、と笑うアメナディエルはルシファーの表情が暗く硬いことに気づく。誰が逃げ出した・・・?逃げたのは・・・
ルシファー1-13-7
「ママ」

***
ママですかー?!と心で叫ばせといて、ここでシーズン1終了です。言われて見れば、やんちゃ坊主たちが心底怖いのはママの存在って決まってますね、というか天界でもそれは当たり前なの?っていうか、神様も奥さんのいる普通の家族持ちだったんだ?しかも恐妻家?!・・・って、最後まで笑かせてくれました(;'∀')
一体なにをして地獄に封印されてたのよ、ママン・・・?
この存在はシーズン2のお楽しみってことで、これがクリフハンガーになっている以外は割とすっきりと終わりました。
にしても、あのねずみ男マルコムがシーズン1のラスボスってのが・・・ちょっと・・・ですが💦アメナディエルなんて甦らせたものの完全に制御を失ってしかも刺されてたし(役立たず・・??)・・・。ま、天使だけに。そもそも悪だくみには向かなかったってとこでしょうか。
ルシファーもね、不死身じゃないのを承知で銃口の前に身をさらすのはいかがかと思いましたけど、まあそれもクロエを助けたい一心で、ということで、あんまりこの手の話に突っ込みをいれてもつまらないのでこのへんで(笑)ルシファーがクロエを好きなことは視聴者には丸わかりだったんですが、当の本人は気づかないというか気づけないみたい(愛されても愛することはなかったんでしょうね)だったのが、いざ死を目前にして願ったのがクロエの無事ただ一つ、というあのシーンはちょっと泣かされる気持ちでした。もしかして神はルシファーにそういう気持ち(自己犠牲も厭わない他者への気持ち)を持たせたいために、彼の放蕩を黙認していたのかな?なんて深読みしてしまった・・・けど、神には神の都合があったんかい?!ってラストのオチにはちょっと苦笑いしてしまった( ̄∇ ̄;)結局、天界の存在なんてみんな自己中なのかしらん。ルシファーはずいぶん人間に感化されてきたと思うけれど、あまりに人間化してしまったら彼の面白味が薄くなるので、そこはちょっと難しいところ。このあたりの匙加減は脚本家の腕のみせどころですね。

それ以外にもシーズン最終話らしく、少しずつでも主要キャスト全員に見せ場があって、なかなかいい最終話でした。特に株をあげたのはダンかな。男らしく責任取りました。これでもうクロエとの復縁はなくても、いい同僚にはなれそう。メイズも随分と軟化してきて、クロエと初コンビ。殺しかけたことをさらりと打ち明けるところはさすが魔物(笑)アメナディエルにもかなり本気だったんですねー。羽はルシファーの翼の再生のためのアイテムかと思っていたらここで使われてしまった。メイズもまた他者のために何かを犠牲にする気持ちを持てたってことですね。
リンダはもしかして最強かも(笑)
アメナディエルはかわいい弟だった(笑)これでルシファーが地上に居残る理由ができてしまったので、シーズン2以降は二人の共同戦線が増えるのかな??結構息の合った兄弟ぶりでしたので、それもちょっと楽しみかも・・。
そしてクロエ。彼女がお姫様キャラだったら大嫌いなとこなんですが、まったく真逆の自立した信念のある女性だったのがとっても良かった。今回随分とルシファーの不思議を目にしたはずなんですが・・・その割に反応が薄いのがちょっぴり気になりますけど。もう慣れっこ?全部トリックだと思ってる?そろそろもう一度ルシファーの言うことがもしかして真実なのかも?という疑いが再び浮上してもいいころだと思うのですが・・・それは彼女という存在の秘密とあわせて来シーズンのお楽しみ。

シーズン通してみれば、序盤数話は妙なハイテンションとルシファーのどこかなよっとしているのに濃ゆいところに慣れなかったんですが、馴染むともうこれが癖になるというか(笑)ストーリー展開には若干無理があるにしても、全編に散りばめられたコミカルな会話と演出も病みつきになるし(時にちょっと下品ですが(笑)ぎりぎりジョークで済む程度におさまってるし)、数を抑えた分登場人物はとても個性を描きこまれていて魅力的だったし、ファンタジーが入っている分、ありえなーい!と白けることもなかったし(だってファンタジーだから(笑)!)、とにかくただただ楽しかった!いつの間にか毎週の放送を楽しみに待つ、まさに病みつきのお気に入りドラマと化しました。来週から強いんだか弱いんだかよくわからないルシファーのハイテンショントークを聞けず、なよっちい所作を見れないと思うと妙に寂しいです・・・(声優さんも超グッジョブ(`・ω・´)bでしたー)
次のシーズンでルシファー達に再会するのが待ち遠しい。AXNさん、どうか早めによろしく!とここで呟いて、シーズン1のレビュー終了です。またシーズン2でお付き合いいただけますように。ありがとうございました('ω')ノ

スポンサーサイト
 [ 2018/02/16 21:43 ]  LUCIFER ルシファー/S1 | TB(-) | コメント(2)
プロフィール

三毛猫如月

Author:三毛猫如月
仕事と家事の合間の貴重な息抜きは、チョコとコーヒーと海外ドラマ(アメドラ中心)。
海外ドラマ歴は?0年になる如月の、のんびり視聴日記です。不定期で、愛猫にまつわる猫話ものせてます。

最近はエピソードガイド中心、内容は予告なくネタバレしておりますので、ご注意!

コメントは承認制です。本文内容にまったく関係のないもの、匿名またはそれに類するHNでの投稿はご遠慮ください。

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR